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人口保育で育てた猫

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私の家族、一緒に暮らしている猫との出会いは、今の旦那が職場近くで拾ってきたことから始まりました。
実家に帰っていた私に送られてきた写真は片手にのった、両脚が長く、痩せて、真っ黒。
猫とはおもえない姿でした。
まだ眼も開いておらず、獣医にみせたところ、生後2~3日だと言われました。
眼の開いていない状態だと人工保育をしていかなければいけません。
当時の私の仕事は飼育員でした。
今までの経験を生かし、当時彼氏だった旦那にアドバイスを行い、人口保育がスタートしました。
猫用の粉ミルクを溶かし、人肌程度まで冷まします。
まずは小さなシリンジで少しずつミルクを飲ませ、しっかりと飲めるようになってきたら哺乳瓶に変更します。
まだ小さく、吸う力があまりないため、ニップルの先端に切り目を入れたり、哺乳瓶自体に空気穴を開けたりと工夫をし、少しの力でもミルクが出てくるようにします。
たくさん飲めるようになってくると、両前足を使って、哺乳瓶を持ちながら一心不乱にミルクを飲む、そんなかわいい姿もみることができました。
固形の餌にも慣らしていくため、固形の餌にミルクをかけ、少し柔らかくして食べさせていきます。
あっという間に大きくなり、最初は靴下に入っていた小さな体は両手におさまらないほどになりました。
しかし、便を上手に出せないという状態になりました。
固形の便だと便秘気味になり、便を柔らかくすると、下痢状態になります。
また下痢状態になると、便をそこら中にまき散らしてしまいます。
獣医は大きくなると、肛門の筋肉が発達し、便がしっかりとできるようになるとのことでした。
しかし、大きくなるまでが本当に大変でした。
夜間はケージの中でないと、朝になるといろんなところに便がまき散らされているという状態でした。
しかし、夜型の猫は、夜になるにつれて興奮し、走り回ります。
ケージの中も寂しいからか、少しの隙間から力ずくで出てきてしまいます。
また便が下痢状態の為、肛門が常に汚いままになってしまいます。
母猫がいなかったからか、自ら肛門を舐めてキレイにするという本能がまだ出てきてなかったのか、肛門をキレイにしてくれません。
そのため、便をするたびに肛門をぬるま湯で洗います。
また朝も必ず洗ってから仕事にでかけます。
肛門に便がこびりついてしまっているときは、お風呂につかるような状態を数分続けてから洗浄します。
水が嫌い、肛門を触られるのが嫌な猫にとってはとても嫌な時間でした。
猫にとっても、飼い主にとっても大変な日々、どうしようもない日々が続きましたが、あんなに小さく、ガリガリだった子が元気よく走り回る姿を見ると癒されていました。
体重が2キロ過ぎてきてから、ようやく便を自らできるようになりました。
しかし、今でも便が硬すぎると出したときに痛いからか、固形の便をまき散らしながらトイレから飛び出してきます。
また、肛門にすこし便がついていると布団や、カーペットで上手に拭きます。
その姿はかわいく、器用だなぁと思うのですが、まだまだ便事情は解決できていません。
しかし、過去の苦労も、今の苦労も、元気な姿をみると全て忘れることができます。
出会えてよかったと本当に思います。

-ネコ

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